訳文のクオリティを完璧に!ミスを一瞬で発見してくれる「JTF日本語スタイルチェッカー」が便利!

こんにちは。Marimoです。

翻訳のトライアル、仕事、課題提出などで、訳文を提出するとき、みなさんはどうやって最終チェックをしていますか?

プロの翻訳者の仕事として訳文を提出するなら、出版翻訳でも実務翻訳でも、完璧さが求められます。

特に実務翻訳では、トライアルでも仕事を受けるときに翻訳会社から指定されたスタイルガイドに従って確実に間違いなく翻訳しないといけません。

スタイルガイドで指定されている項目は多岐にわたります。

  • 送り仮名のルール
  • 常用漢字かどうか?(ひらがな表記にしないといけないか?)
  • 数字は半角にする
  • !?などの記号は全角
  • 単位の表記(g,kgなど)を統一する   などなど。

クライアントや翻訳会社によって、翻訳する文章によっても個々にスタイルガイドは異なるものを指定されることもあり、確認しないといけないことは本当に多い!

私は当初は目視で、訳文を印刷して、赤ペンもって青ペンもって、がんばってチェックをしていたのですが、どうしても100パーセントミスなし!の訳文を完成させるのは困難でした。

そこで出会ったのが、JTF日本語スタイルチェッカーです。

これを知って以来、私は必ず訳文提出前にこれで確認をしています。だいたい、2~3か所はミスを発見できるので、重宝しています。

 

JTF日本語スタイルチェッカーとは

日本語の文章が『JTF日本語標準スタイルガイド(翻訳用)』に沿って書かれているかどうかをチェックしてくれるインターネット上のサイトで使えるツールです。ありがたいことに無料です!

JTF日本語スタイルチェッカー

 

訳文を全文コピーして、大きな四角の枠内に貼り付けて、左下のオレンジの実行ボタンを押すだけです!

すると。。。

「やりなおし」ではなく「やり直し」が正しい。

「今まで」ではなく「いままで」が正しい。

 

ということを指摘してくれました!

特に重宝しているのは、習慣で漢字で書いてしまっていることを、「ひらがなで書く方が標準」というように指摘してくれることです。

 

独自のスタイルガイドでチェックしたいときには、右下の四角の「ユーザー入力の検索文字」部分にチェックしたい項目を入れると、それを見つけてくれます。

 

完璧な訳文を目指して

いかがでしたか?

提出する訳文にミスがあると、トライアルはもちろん大幅な減点。仕事でも信頼を失ってしまいます。

細かい作業ではありますが、こういったツールを使えるところは使って、完璧な訳文を目指したいですね!!

 

 

 




ABOUTこの記事をかいた人

シングルマザー翻訳者のMarimoです。
結婚後、専業主婦として2人の子供を育てていたのですが、離婚の危機に直面して、フリーランスの実務翻訳者として働こうと一念発起!
30代から独学カランメソッドイングリッシュセントラルで英語の勉強を始めて、2年間でTOEIC600点→900点に。
翻訳の基本はフェローアカデミーで学んで、実務翻訳は独学しました。
できるだけ安く英語力をアップさせる方法、翻訳の独学方法、実務翻訳に役立つ本、辞書システムの紹介など、今まで役に立った方法を中心に紹介しています!
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